処暑とは


この殺人的な夏を忘れない。熱帯夜とは最低気温が25℃より下がらない夜ということ。31℃より下がらない夜はなんと云えばよいのか。無論これは室温だ。しかし気象庁のデータで朝6時の気温が26.7℃でも、密集した住宅地では夜通しエアコンの室外機の熱風で窓も開けられない有り様。開けたら34℃くらいになる。おまけに夜の湿度は75%を下回ることがなく、この調子だと間違いなく脳みそや内臓が溶け出す。食料がなくなれば買い物に出なくちゃならないし、掃除、洗濯、食事の支度も欠かせない。ほとほと草臥れ果ててしまった。昨日、法師蝉が鳴いていたが、他の蝉たちの声に掻き消されて気の毒だった。もう夏を名残惜しいなんて云ってられん。