飢餓とは
時代に取り残されてるなと感じることが多い。先日、大小3個ずつ入った蜜柑を100円で買ったら、大きいのはピンクグレープフルーツ小さいのは黄色のグレープフルーツだった。騙されたというより蜜柑だと思っていた自分が笑える。皮が少し傷んでいるだけで中は問題なし。昔と違うのは皮も薄皮も薄い。先割れスプーンで食べたのは半世紀前。包丁で切れ目を入れて剥き、朝のデザートに出したら喜ばれた。好きな味じゃないけれど昔よりおいしくなっている。昔は輸入物だったのか。食糧のない時代に育った母、食べ物が貴重な時代に育ったわたし。食料が氾濫した今、食べたい物は作るしかない。ごつい里芋を買ったので煮っ転がしにしよう。