四国巡りとは
正午前、隣町図書館へ。炎天下に自転車を走らせた。階段を上がった二階が正面玄関。カウンターで返却、すぐ脇の文庫本コーナーから『打出の小槌』佐藤春夫著、三階で『塔本シスコ絵の手帖』『猪熊弦一郎のおもちゃ箱 やさしい線』。文芸作品は一階、息が上がって移動を諦める。今度は一階の裏口から入り、エレベーターを利用しよう。無理することはない。倉橋由美子、朝潮、豊ノ島…高知出身の人が好きだ。高知県立美術館と文学館、そして香川県丸亀市にある猪熊弦一郎現代美術館MIMOCA(Marugame Genichiro-Inokuma Museum of Contemporary Art)への旅は長年の夢。無理なのはわかっている。