最近読んだ本。好きな本しか残していない本棚から取り出したのは『山川方夫全集』第4巻冬樹社1969年。ショートショートの奇才、死に取り憑かれた感の強い短編が多かったが、よもや不慮の事故により34歳で命を落とすとは誰も信じまい。その次が『大坪砂男全集』第1巻薔薇十字社1972年。渋澤龍彦のいやに廻りくどい解説をニヤニヤしながら読む。大坪は谷崎潤一郎の最初の妻千代と恋仲になり「蓼喰ふ蟲」のモデルになった。江戸川乱歩が戦後派五人男と呼んだ探偵作家の一人で冷徹な狂気に満ちた作風。どちらもひどく懐かしい。小学生の頃、推理小説が好きでホームズとルパンを全巻読んだっけ。無性にディスクン・カーを読みたくなる。
推理小説とは


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