豆まきとは


節分のふしぎ。数十年前、近所の子ども数人で集落の家(20軒くらい?)を回り「豆まいて〜」と声をかけ、こころばかりの菓子をもらった。豪勢に家の中で五円玉などを撒いてくれる家もあった。みんな貧しかった時代、一月分のおやつを手にして恍惚となる。今では考えられない風習。まだ日本のどこかに残っているんだろうか。ちょっと調べたら、西伊豆田子、姫路市興浜、広島県三原市の一部で行われていた記事があった。田子は2016年の記録なので現存している可能性が高い。親たちは菓子の用意が大変だったろうが、お年玉の次にわくわくしたものだ。思い出してみると子供会の仮装行列とかバス旅行とか、田舎の町内会の行事は沢山あったな。