大鷹とは


梅雨明けの東京。街のあちらこちらで百日紅が見頃。レースのように可憐な花が炎天下で咲き誇る。どこにこれほど強靱な力を秘めているんだろう。濃いピンクが主流だけど、紫がかった白い花が涼しげでいいな。恐らく園芸種なんだろう。昨日は七十二侯で「鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)」鷹の雛が巣立ちの準備をする頃。一昨日、鷹のルーファス君について書いたばかり。その知能の高さゆえ太古から人間との関わりの深い存在だった鷹。その寿命は35年から40年だそう。15年前はマンション3階の東窓手すりのプランターに早朝米粒を撒くとすずめたちがやってきて障子越しにローズマリーとすずめの影絵が見られ、なかなか激しい争奪戦を繰り広げていた。