春の雨とは


覚え書き。姫野カオルコさんの新刊が二冊。『ジャズをかける店がどうも信用できないのだが…。』徳間文庫3月4日「すっぴんは事件か?」改題のエッセイ集。『純喫茶』PHP文庫3月7日「ちがうもん」を改題。まだ洗練されていなかった昭和と現在が交錯する短編集。本屋へ行かなくちゃ。今日はずっと雨。夜、駅前の焼き鳥屋さんへ。暗めの照明に目を凝らすとカウンターのケースに並んだつやつやした串物の赤にどきどきした。空きっ腹にビールが苦すぎて日本酒に切り替えた。ここはすべてが柔らかくてにこにこ顔になる。椎茸の肉詰めと小さな玉ねぎがお気に入り。