和菓子とは


1が並ぶ日はなんとも禍々しい。尾てい骨の痛みがひどく、上手に寝られないのもよろしくない。ジョン・カサベテスの「こわれゆく女」を思い出す。散歩に出たらお隣のかわいいお母さんと二歳の娘に出くわした。ゆるゆると幸福な空気に包まれた母子は、雨に濡れた葉っぱのせいで周囲に桜餅の匂いを漂わせている桜の大木の下をすてきに優雅に歩いている。すべてが夢のような景色。あたまの様子がどうも不安定。セロリを浅漬けにしてポリポリかじる。無性につぶあんの和菓子が食べたくなった。