無心とは
自分らしくでいいじゃない。(あれ、大嫌いな書道家みたいになってる?)作業灯を増やさずに部屋の明かりを消して、手元灯りの蛍光灯のみにする。LEDだけど。なかなか不便なのが逆に落ち着く。30年以上前に通っていた渋谷の名曲喫茶ライオン方式。ほぼ真っ暗な店内、ちらちら光る各テーブル脇の蛍光灯。悲しければ涙が出るし、嬉しけりゃ笑ってればいい。今日は作業がはかどった。焦点が合わなくても目分量で点と線をすらすら書けた。コルセットが見当たらなくておばあちゃんの前掛けをきゅっと結んでやりきる。近所の店で赤魚の西京漬焼きとビール、冷や酒一杯で目が回る。マスターの名言「立葵は荒れ地に咲く花でしょ、花壇に植える人の気が知れない」