持ちつ持たれつとは


へびいちごをひとつ収穫。秘密の場所から抜いてきたものを家の横に植えて七年。ひっそりと繁殖しているが、おかしい、今年はまだ黄色の花が咲かない。去年の焼酎漬けの瓶に大事な一粒を入れる。やれやれ梅雨明けしたかの陽気。昼すぎに32℃超え。不規則な家人のスケジュールに振り回されて頭がぼんやり。昼なのか夜なのか、体がどっちつかず。四時半に友だちが山梨のおいしい卵と冷麦を届けてくれた。おおきい卵だ。お隣さんの引越しで頂いた高級お吸い物をお返しに持ち、駅前の焼鳥屋さんで合流。お腹は空いているはずなのに食欲がない。赤魚の粕漬けが優しい味。カップ酒3本ぐいっと飲んでさようなら。知らぬ間に焼き鳥詰め合わせを持たされていた。