勧進帳とは


玄関開けたらヒキガエルの若旦那。しっぽり濡れて艶っぽく、誇り高き面持ちで彼方遠くをみつめていらっしゃるご様子。息を止めて固まっていると、若旦那は華麗な四股を踏み始めました。もしや!弁慶の飛び六方?!そして荒々しい見栄を切り花道へと引っ込んでゆきました。チョン、チョン、鮮やかな幕切れに茫然自失です。正気に戻って食事に行かなくては。朝、冷凍バナナを一本食べて作業を開始、限界すれすれの七時間を超え、空腹すら忘れてしまいました。黒板のアボカドマヨネーズチーズ焼きは未体験ゾーン。斬新ですがお粗末な胃袋には荷が重すぎました。団らんを終えたら小舟に揺られて孤島に戻りましょう。