不運とは


災難つづきの友人。二週間前に膀胱炎で救急病院。今度は電動自転車の電池が足に落ちて親指の骨にヒビが入り、何針だか縫ったという。夜だからまたしても救急。やれやれ、年女だというのになんとまあ怪我と病気に泣かされた一年だ。わたしなど足元にも及ばないくらいの行動力があり、ちょっとビビるくらいワインをがぶ飲みするほどの大した女性なのに、何がいけないのだろう。メールが来る度、目が点になるような悲惨な出来事に返す言葉もない。決して他人事と思えない。夕焼けの時間。駅まで歩いてカイロとカレンダーを買っておいしい焼鳥屋さん。常連さんのぎっくり腰談義をじっくり聞かされた。入院1ヶ月、完治まで1年半だそう。