充電とは


昨日の満月を見逃す。今日は午后6時前にでっぷり太ったオレンジ色の月が昇ってきた。わたしの四畳半の窓は正確には北北東を向いている。低い空に浮かぶ十五夜を少し過ぎたふくよかな月は庶民的で愛嬌があるが、夜の9時には天の高い所に昇り色白の八頭身美人みたいにすました顔になった。小津の映画で云えば料亭の女将高橋とよがヒロインの原節子に変身したようだ。なんかオカシイ。月が輝くのは太陽の光を反射していると習った。しかし何故か合点がいかない。わたしは日光アレルギーで太陽に当たれない。なのに月の光を浴びると体がスゥ〜と軽くなり凝り固まった脳みそがリセットされて充電したみたいにキリリとする。まるで深呼吸したように。