警報とは


深夜0時すぎに目が醒めた。なんだか眠れなくてテレビをつけると全てのチャンネルが津波注意報。2時から気象庁が時間押しの会見。津波かどうかわからないが津波警報を出したと呂律が回らない。とっ散らかっていて意味不明な受け答え。必死なのは伝わるが適任者は他にいなかったのか。視聴者が撮影した海面の低下や真っ黒な川が逆流する映像だけが真実味を帯びている。真夜中に高い山へ避難する車の渋滞が哀れだ。日本中の海岸に津波が押し寄せるなんて誰が想像しただろう。結局、何も分からず仕舞いのまま朝を迎えた。でも何か変だ。海中で核兵器が爆発したような映像。メディアが一番信用できないが、振り回される人々の恐怖を思うと胸が痛い。