悲壮とは


見てしまった、男子フィギュアスケート。と云っても午后1時すぎからだけど。今年から画面左上にトップ選手の技術点が表示され、その下に滑走中の選手がジャンプを成功させると緑のランプが点き、現在の得点がわかるようになっていた。これが目障りで集中できない。ほぼゲーム感覚なのだろう。つまらない。なにしろ4回転時代、パトリック・チャンのように優美な演技をしても9位とは、きびしい。今季で引退らしい。しかし鬼気迫る演技で神の領域に入ってしまった羽生くん、今後大丈夫?それに比べて2位の宇野くんはケロリとしていた。悲壮感漂うパリパリした現場の空気の中、あくまでも冷静でいられたということはよっぽど純粋なのだなとおどろく。