短気とは


朝七時半すぎ、摺り足で強い揺れが近づいてきた。5年前に震度5強を体験してからは瞬時にまだ大丈夫、と判断できる。この辺りは震度3だった。それでもすこしだけ薄ら寒い思いがまとわりついてくる。日々の仕事も怠けがちでふりつもる太陽の光もおせっかいに感じてしまう。昆布と大根と干し椎茸と蒟蒻を濃いおでん風に煮て、さつま揚げとがんもとちくわをのっけてストーブにかけておいたら大根が半煮えだ。味つけを焦りすぎた。生姜と葱に鰯節と醤油をかけて気休めのつまみ。