暮らしとは


静岡から戻って以来ずっとあたまがぼうっとしたままで、からだのふらつきがひどいのも日々のあれこれが一向に進められない要因だ。力が入らないというのがいちばんの理由で、布団を干すにもバランスを崩してあぶなっかしい。自転車もハンドルを取られそうで怖いし、信号で止まるといやらしい睡魔がおそってくる。一旦絶望のふちからふいっと抜け出したようにも感じたけれど、あれはきまぐれだったのかしら。とにかく静かに冷静にしていよう。