祈りとは


昨日はグイドの五回目の命日でした。何もしないと決めているけど、毎日トイレで線香を焚いています。忘れられるはずもなく、けれど大袈裟に騒ぐのもイヤで、蒲団にもぐり込んできた時の重さを思い出しながらぬいぐるみを抱いているとグイドが鳴きました。着信音が彼の声です。深夜三時のメールは不吉な予感。友人が緊急入院。急性腸炎らしいとのこと。それほど大事ではなさそうでほぅっとひと息。大切な人たち、どうか不幸にならないで。わたしは微力であんまりがんばることができそうにないのです。