満身創痍とは


照ノ富士はよくやった。12日目の明生戦で土俵下に落ちた際、両膝を庇って右のかかとを負傷していたらしい。足袋を履いていたのはそのためか。見ていられないほど痛々しい体で最後まで横綱相撲を取り切った。早く足を治して復活してほしい。そして御嶽海だけれど、驚いたのは客席にいた陽気な女性が彼の母親マルガリータさん(フィリピン出身の51歳)で、北の富士さんがファンだというくらいだからかなりの美女だ。父春男さんは73歳。ハーフとは思えない風貌の御嶽海だが、優勝インタビューでは素直であどけなさの残る29歳の素顔がのぞく。邪険にしていて申し訳ない。静岡出身の十両翠富士が9勝6敗、幕下の熱海富士勝ち越しで十両昇進決定。